初代「FlowDrive」は、第1世代の「iCUE LINK TITAN」CPUクーラーとともに登場しました。ポンプと聞いてもそれほどワクワクするものではないかもしれませんが、「iCUE LINK TITAN II」シリーズのCPUクーラーに搭載された新しい「FlowDrive 2」ポンプには、いくつかの重要な改良が加えられています。
FlowDrive 2 ポンプは、10枚の羽根を備えたクローズドインペラー設計を採用していますが、従来の FlowDrive は7枚の羽根を備えたフルオープンインペラー設計を採用しています。クローズドインペラーと羽根数の増加により、従来の FlowDrive ポンプに比べて最大30%高い流量を実現しています。
クローズドインペラとオープンインペラを比較した図解の例です。画像提供:veearss.com
また、密閉型インペラの設計により耐久性が向上し、経年による摩耗を軽減することで、寿命を延ばすことができます。
また、この新しいポンプは、全体的な騒音レベルも低くなっています。ポンプの騒音は、その低周波のうなり音が遮りづらいため、特に気になりやすいものです。「FlowDrive 2」は、こうした騒音による気掛かりを軽減し、より静かなシステム稼働を実現します。
iCUE LINK TITAN II クーラーには、FlowDrive 2 ポンプと改良版のコールドプレートが組み合わされています。銅製のコールドプレートは薄型化されており、これにより熱抵抗が低減され、CPU から熱をより効率的に放散できるようになっています。
AMDの統合型ヒートスプレッダーは、その独特な形状ゆえに、冷却面での課題が特に生じます。圧力をより均一に分散させるため、コールドプレートには凸状の形状が採用されており、これによりCPU表面全体での接触性が向上します。これにより、CPUのパフォーマンスを低下させる恐れのあるホットスポットの発生リスクを低減することができます。
新型のiCUE LINK TITAN II CPUクーラーと前世代モデルとの違いについて詳しく知りたい方は、当サイトの「iCUE LINK TITAN II RX vs TITAN:新機能とは?」という記事をご覧ください。
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